藤江氏 魚楽園

紅葉の名所 "藤江氏 魚楽園" に行きました。

     

     

この日はあいにくの小雨模様だったけど、霧雨に煙る山々や、しっとりと濡れた雪舟庭もなかなか風情があります。

     

     

こじんまりした園なので 20～30分で見学し終え、その後 庭園の片隅の "亀草庵" の２階で紅葉を眺めながらランチをいただいたのですが、

     

その私たちが通された２階にはテーブル席がひとつしかなく、他には奥の幅細い縁側にディスプレイ用の小さなテーブルとイスが配してあるだけで、いわゆる私たちだけの貸し切り状態なんですね。

そして食事が終わり、ひと息ついたところで おもむろに連れのM子ちゃんが 「ねえ、さっき奥の小さなテーブルに座っていた人、どこに行ったんやろ？」と おっしゃる。

当然狭い小さなディスプレイ用のテーブルに人が座るはずもなく、例え座っていたとしても、そこに出入りするには私たちのテーブルの横をすり抜けるように通るしかない訳で、 人なんかいるはずもなく、もちろん私はそんな人 全く見てない。

「最初から今まで人なんかいないよ」と言うと、「そんなはずない！最初はいなかったけど、途中でふと見たら、紺色のコートを着た肩幅の大きな女性がこちらに背中を向けて座ってた！でも、今見たらいなくなってる！」と。すごい具体的

そこにちょうど器を下げに来たおねェさんに、「女の人が上がって来て そこに座りましたよね？」と聞くM子ちゃん。

聞かれたおねェさん、キョトンとして「は？ お客さんたち以外は誰も２階に上がってませんけど？ えーっ？！ 怖っ！！」って…。

あーぁ、M子ちゃん、ついに幻影が見え始めたか？

頼む、私より先にボケないでおくれ～！

そしてこの日は これ以外にも事件続出。

波乱万丈の続編はまた後日に。乞うご期待！

…と言っても、この幻影事件に比べると 他は霧に霞んだ出来事ばかりですけどね